N響 第1849回 定期公演 Cプログラム

2016.11.26
NHKホール
午後 3時開演 (午後 2時開場)

ショスタコーヴィチ :  ロシアとキルギスの民謡による序曲 作品115  ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 作品35/アレクセイ・ヴォロディン[Pf]  交響曲 第12番 ニ短調 作品112「1917年」
NHK交響楽団 N響機関誌「フィルハーモニー」(公演プログラム)[PDF]

チケット: S席8,800円 A席7,300円 B席5,700円 C席4,600円 D席3,600円 E席1,500円
演奏会お問い合わせ先: N響ガイド TEL:03-5793-8161

【道義より】

今日はさらにいい演奏になる///

と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?

誰でも知るように良かれと思って悪くなるくなることもある。

人の善意というのは、多かれ少なかれ独善の様相を帯びる。

若い頃は、これがわからない。若いという事はわからないという事かも。若ラナイ?

だから希望に満ちているのだが。

今回のプログラムに、解説者が、4楽章では「革命に勝利した人々の歓喜が謳われる」と書いてしまっていた。

文字というのは印刷されると重みが出現する。

このような安易なプログラム解説は結果的には多くの聴衆にその日 演奏される(た)音楽を

わからなくする事になる。演奏批評というものも時に罪深いが、 特に作品の解説は心して欲しい!

あえて弁護すれば、このような革命運動や社会主義と結びつかせたショスタコビッチ解説は、

ロシアでも世界中 どこの国であっても今だ書き続けられ(文章で音楽を表すことは殆ど

できないからこういう方向の方が書き易く、 読んだ人も「ふ~~ん、そういう事なのか・・・

と自分が聴いた印象を曲げてでも固定化してきた歴史が長い から...仕方がないけれど。

真実は、今回のピアノソリスト、アレクセイが、後半を客席で聴いてくれて、僕が袖に引っ込んだ時に

客席から 走り込んで来て、 「OH what a concert!wonderful wonderful performance! 

And what a music!! such ending,,,,,I fell tremmbring my arm is still shaking,the ending !

It has no solution oh Shostakovich,,,,geniaus! ETC,,,,ETC,,,,」 と言った。

彼はこの曲を始めて聞いたのだが、この作品には歓喜もなく勝利も確信もないことを

しっかり咀嚼していた。 人は善意でもって良い方向に行こう(革命)とする。

しかし間違ってしまうものでもある。それを罪と呼んで糾弾する ことはたやすいが、

この作曲者はそれをしない。5番でも同じことをやり12番でさらにそれを深めたのだろう。

僕の言葉であえて書けば「アナタタチ!この方向で良いのか!大丈夫か!」という終始。

勿論独裁者への警鐘も含めているが、敵にはしていない。この方法は7番でも同じ。

タコ作品解説よろしくお願いします。

でも、演奏は間違いなく2日間ともNHKホールの音響特性に杭を打ち込んだ「いいもの」だった。

大昔と違ってポジティブな思考志向のメンバー僕の嗜好にあうあうあうあうあうう!

(嘘。僕はネガティブブラック)

名手打楽器群、彼らの眼はティンパニーを盗み見しながら、指揮者とのコンタクトは常にあった。

名は書かないがトロンボーンソロ、フルートとクラリネットソロの詩的な空気感、

バスーンの肉体性を持った音色、 要請に答え暗めの音色を志向したトランペット、

壮大なホルンはワーグナーの黄昏引用を明らかにし、 殆どチェロと一体なコントラバスも

大地の土臭さや広がりを感じさせ、狂喜するヴィオラや1番バイオリンと 蜜月を歌う2番バイオリン、

赤信号なぞ守らない本当のデーモン?ストレーションの本当の内的革命音楽を、

指先だけでなく演じていた1番バイオリン、みんなイケていた!。

コンマスのダンカンは昔マーラーのレコーディング をしたロイヤルフィルのコンマス!

神の采配に感謝。38年ぶり??俺は歌手でなくてよかった。

おっと、独善的な俺も忘れないぞ!トランペットソロの京都出身菊本君!

ずっと思い切り緊張していたが 完全に乗り越えた!目も飛び出すばかりの大成功!

ピアノのアレクセイ、クラシックピアニストというよりもジャズ系な欲求で若いタコが自分で

演奏するために書いた作品、 どこが難しいのかわからに程余裕の演奏!すげえなあ。

ああそうそう、11月に売り出すつもりだった2006年の日比谷ショスタコのライブCD全集は

延期になってしまいました。 2月になるかもだそうですが、装丁は工作が想定外

の難しさだったようです。予約受付中(エクストン)

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「今はショスタコーヴィチは僕自身だ!」と語る井上道義が、2007年に成し遂げた大偉業が遂にパッケージとなりました。

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