大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会

2017.02.22
東京都 : 東京芸術劇場 コンサートホール
午後 7時開演(午後 6時30分開場)

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【評】朝日新聞2017/02/27夕刊 [PDF]
井上道義&大阪フィルハーモニー交響楽団 喜怒哀楽のままに、夢の革命

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ショスタコーヴィチ : 交響曲第11番 ト短調 「1905年」 作品103
ショスタコーヴィチ : 交響曲第12番 ニ短調 「1917年」 作品112

大阪フィルハーモニー交響楽団

チケット: S席:6,000円 A席:5,000円 B席:4,000円 C席:3,000円 ※大阪フィル会員各1割引
演奏会お問い合わせ先: カジモト・イープラス TEL:0570‐06‐9960

【道義より】

一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。

三井住友=大フィルの一番の応援組織=の皆さんの背広姿はさすがだったし、良くある黒背広のお付き合いと違い、奥さん連れも多く、新しい時代の息吹を感じさせるコンサートのムードだった。
公演後、40年来の友人、野中ともよさんが昭恵夫人達と乾杯に呼んでくれた。野中さんはサンヨー時代大フィルの理事をやっていたということで、彼女の的確な視点に話が合い!盛り上がり、昭恵さんはメディアの持つ避けられない傾向の話やアヒルの話で盛り上がった。僕としてはいつか、また「美しい日本構築」が言えるような余裕のある時代が来てほしいと夢見ている。

ショスタコーヴィッチは、ロシア国民全体が良かれと思って、今考えれば間違った方向に突き進んだ厳しい時代において、自分の持つ才能を信じ、誰にもましてそれを育て続け、住んだ環境を愛し、家族を愛し恋人も愛し、周囲の狭量な無理解に負けずに音楽を通して人間の美しさへの希求の強さを肯定しようとした、大天才だった。
実はボクも昨日、10年前に日比谷公会堂で行った彼の交響曲全曲演奏会の快心の出来の12枚のCDをようやく世に出す事が出来た。そして、世界でも誰も出来なかった11,12番の一晩での演奏会をやり遂げる体力が戻り、運よく欧米から来日していた重要な批評家さんたちにも大好評な結果が生まれた。
もう一度書く。
なんだかんだ言っても、大フィルとの3年間のぶつかり合いの果実が今日ここに生まれた。
この3年間が平和でなかったことを神に感謝します。
ありがとう!!





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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
ショスタコーヴィチの魂が疾走する! 井上道義の才気が炸裂する!これぞショスタコーヴィチの真髄!

Schedule

1冊でわかるポケット教養シリーズ 指揮者の世界
第2章は井上道義の特別インタビュー「僕が指揮者になって、今も続けている理由」

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──「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来

井上推薦! 「オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーの持つ諸外国と日本の文化、そして個性のぶつかり合い──。互いを信じ合えたとき、本番は常に輝き、愛の表現と化す。」

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