九響 第359回定期演奏会

2017.06.22
アクロス福岡シンフォニーホール
午後 7時開演

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【評】朝日新聞2017/07/11 九州版 [PDF]
九州交響楽団 第359回定期演奏会 祭りの熱気 奏でたラプソディー

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井上道義入魂!ラプソディ、ラプソディ、ラプソディ!

シャブリエ : 狂詩曲「スペイン」
ドビュッシー : アルト・サクソフォンと管弦楽のための狂詩曲/上野耕平[Sax]
リスト : ハンガリー狂詩曲第2番 ニ短調
エネスコ : ルーマニア狂詩曲第1番 イ長調 作品11-1
伊福部昭 : 日本狂詩曲
外山雄三 : 管弦楽のためのラプソディー

九州交響楽団

チケット: S席¥5,200 A席¥4,200 B席¥3,100 学生席¥1,100
演奏会お問い合わせ先: 九響チケットサービス TEL:092-823-0101

【道義より】

確かにこのようなプログラムで定期演奏会、、、は伝統破りかもしれない。しかし、
もうすぐ山笠祭りの博多において、オーケストラで、「芸術は日常と隣り合わせ
であって非日常ではない」と言う思想を持つ道義が指揮するには恰好の
プログラムだった。
但しやる方には、それぞれのお国ぶりを表す作品への理解ある演奏態度が求められ、
「参加型お祭り」に良くある、互いを許し合う緩んだ感触は絶対避けたかった。
外山雄三のラプソディーのフルートソロ大村友希樹さん、伊福部昭の夜曲の
ヴィオラソロ菅沼準二さんと人も得て、鄙びた味が良かった。
若い上野耕平君のサックスは今回、作品の構造が身に着いた、水も漏らさぬ
素晴らしい出来であった。
僕は喉がかれるほど話を挟んだ。30代の頃は口下手で、顰蹙を買う話しか出来
なかったが、まあ70にもなるとみなさん安心なようだ。

九響と言う存在は、外から見ると、九州全体をカバーする楽団と感じるが、どうも、
歴史の重層の中の(つまらない)現実のお陰で、実際は「福岡交響楽団」であるようだ。
博多響と言うわけにはいかないのだろうが・・・・。でも、私は逆を見たい。
九州には大分、宮崎、霧島と素晴らしい音楽祭に恵まれているし、九響にもっと
責任を持たせ真に旧い歴史ある「邪馬台国響」のイメージで、例えば
ニュージーランド交響楽団が国の中4か所の定期演奏会を飛行機で回るように、
九州全土を回り続ける、7つの県全体による経営基盤の広い、
すなわち給料の良いオーケストラにしないのだろうか?
そうならないなら・・・・福響に!・・・・待てよ・・俺の名は井上道義、
でもどう見てもミッキー井上・・・・・名前より内実の問題だな。


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「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

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