千葉県文化会館 オーケストラ・シリーズ 読売日本交響楽団特別演奏会

2018.06.02
千葉県文化会館
午後 3時開演

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 /宮田大[Vc]
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」

[PDF]
http://www.cbs.or.jp/zaidan/news/detail/pdf/20180202_yomikyo.pdf

読売日本交響楽団 [News]
https://yomikyo.or.jp/2018/06/2-11.php

チケット: S席6,000円 A席5,000円
演奏会お問い合わせ先: 千葉県文化会館 Tel.043-222-0201

【道義より】

いわゆる名曲コンサートなんだが、田園とこのチェロのコンチェルトは、共に昔の景色を
思い浮かべる傾向のある作品だ。今は田園ではないと言える千葉は僕の中では小学校の時に
泳いだ海、あわびをバケツに一杯海女さんに貰って困り切った母親の表情の記憶。
そんな千葉の田園は何処か海の潮の匂いがあるが、ベートーベンのそれはパストラーレ。
まるで理想卿アルカデイアで遊ぶ小川や牛、羊、小麦,鳥、村の集まりのダンス。
「絵に描いたような」!嵐とその後の空気の香り。遠くに見えるのは古城。
ベートーベンは必ず、ハイドンのオラトリオを聴いているはずだ。
天才×love=このシンフォニー。
チェロの宮田君、珍しくユダヤ人のような鼻で、音楽もそっち系でやりやすい。今まで
世界的名チェリストとやってきたが、負けてない!日本の宝。もっとギラギラしても
良いのかもしれないが、そうなると日本でなくなるのかな?これは偏見か・・・・。
お客さんに千葉県の宝、千葉少年少女オーケストラの子供たちがたくさんいて、
本当に嬉しかった。みんな大ちゃんのサインを貰って嬉しそうだった。


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「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

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