井上道義&読売日本交響楽団 マーラー/交響曲第8番「千人の交響曲」

2018.10.03
東京都 : 東京芸術劇場 コンサートホール
午後 7時開演

181003.jpg

マーラー : 交響曲第8番「千人の交響曲」

ソプラノⅠ(いと罪深き女)=菅英三子
ソプラノⅡ(贖罪の女)=小川里美
ソプラノⅢ(栄光の聖母)=森麻李
コントラルトⅠ(サマリアの女)=池田香織
コントラルトⅡ(エジプトのマリア)=福原寿美枝
テノール(マリア崇拝の博士)=フゼヴォロド・グリヴノフ
バリトン(法悦の教父)=青戸知
バス(瞑想する教父)=スティーヴン・リチャードソン
合唱=首都圏音楽大学合同コーラス
児童合唱=TOKYO FM少年合唱団
読売日本交響楽団

【公演詳細ページ】
http://www.geigeki.jp/performance/concert142/

チケット: S席 7,000円 A席 6,000円 B席 5,000円 C席 4,000円 D席 3,000円
演奏会お問い合わせ先: 東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570-010-296(10時-19時・休館日を除く)

【道義より】

若いし、試験で手慣れた一夜漬け力発揮か?
音大合同合唱団のみんな?よくやった!感動ものだった。

いま、マーラー本番の次の朝10時から続いたN響とのブラームス4番などの
プログラムの練習から帰ってきてぶっ倒れて寝てやっと書くエネルギーが戻った。
「体力」は、西欧の指揮者達は難無くこなす。ゲルギエフや、パーヴォヤルヴィ、
ロジェストヴィンスキー、バレンボイムのような、体力というか、、
余裕ある「プロフェッショナル力」がない井上。特に2014年以降は、
ヘトヘトになる。舞台では多分全くそうは見えないだろうけど。
言い訳はこのくらいにして・・・・
10月3日の8番は今までの千人の中で出色の出来だったかな。世界的にもね!!
1993年に岡山県津山市でマーラー専門の音楽研究者ドナルドミッチェル、つい最近
亡くなったヘンリードウ・ラグランジェ、マーラーの孫で色気むんむんだった
マリーナマーラーとの出会いにもなった船山隆さんらが今も続けているマーラー音楽祭
(最近サントリー地域文化賞を受賞)での特別な1回目。
それがきっかけでその後マーラーにのめり込み、95年のシカゴ響との9番まで行った。
20代のころの入り口は金子健志、桜井健二さんの本などからだった。
別の意味で思い出深い2回目は、京都コンサートホール開館記念でのすったもんだ。
アルママーラーに恋した生物学者,文化勲章受章の故岡田節人さん懐かしい・・・。
3回目は新日本フィルとのマーラー全曲連続演奏会〈墨田トリフォニー〉だったが、
同月に母親の井上廸子が亡くなったすぐ後だったせいか、なんだか記憶が薄いのが不思議だ。
4回目は名古屋、これまた感動的な記憶なので詳細を書きます。
まず本当に1000人の出演者で挙行(名古屋芸術劇場オペラ劇場)名古屋マーラー
連続演奏会の総まとめコンサート2012年。
これを企画したのは僕が17才で桐朋の指揮科学生の頃、それまで僕が中学生であった時は
大きな竹製の三角定規でまだ髪の毛がフサフサだった頭をポカポカ叩いていた成城学園の
数学の道城先生に平身低頭頼まれ指揮をすることになった死にそうに下手だった
クライネスオーケストラ(12人くらい)のフルートの名手、西村尚登君が長年の夢
(40年掛けた)を実現した素晴らしいアマチュアの祭典だった。
今回はもちろんカンブルランと素晴らしい結果を出している読響!新鮮な意欲に燃えていた。
ソリストは、真に実力ある8人だったが、何より都内の各音楽学校の声楽科の初合同!企画!
実はこれは流石に(結果オーライ・・・だったが)危ない目にあったぜい!
どうもマーラーは一時ほど音楽を目指す人には近い存在ではないらしく(近いのはゲーム音楽)
何度か合唱の練習に行ったらドイツ語駄目、ディヴィジ割り振り駄目、出席率駄目、
情熱もなく駄目、道義の発声力ゼロで指導力駄目、男声は低音が誰も出ないで駄目、
テナーは上がダメで駄目。
そこで急遽「東響コーラス」に出演泣き込み依頼し支えてもらったし、超低音の出る雪夫さん
は文字通り命を張って腎臓解析をしながら出演とか・・・・・・・エトセトラ!
合唱指揮をお願いした朋友福島章恭さんと頭を抱えて悶えた日々だった。

それぞれの学校の先生たちも授業の枠を超え、音楽の神様への帰依をすることを強いられ
大変だったと想像をするのはたやすい。恐縮。

そう!忘れられない成功の中心は子供たち!「東京FM少年合唱団」と
厳しい先生の米屋恵子。
彼らの歌に若い天使や未熟な天使役の青年らは奮起したと感じる。「負けてらんねえ」と。 
僕もさ。ありがとう。何時か君らが僕らの上をいく結果を楽々と出せる日が来るだろう。

企画した中村ヨシキさん!貴方には大魔神マグマ賞を授与します!

死を拒否されたマグマ大使
追記 字幕は大使製であった 使いたかったらこれから1回百マグマドンで貸すぞ。


91VgvCQM9tL._AC_SX679_.jpg

ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

91VgvCQM9tL._AC_SX679_.jpg

ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

71y585U50+L._SL1417_.jpg

ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

OVCL00627.jpg

ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

ovcl_00563_h1_l.jpg

チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団