2008.03.14
宮城: 仙台市青年文化センター・コンサートホール
午後 7時開演

仙台フィル 第227回定期演奏会

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<オール・シベリウス・プログラム>
組曲「カレリア」Op.11 オリジナル版~バラード"花咲く墓地での踊り"を含む
「5つの歌」 Op.38 より 第2曲 海辺のバルコニーで,第3曲 夜に
付帯音楽「クオレマ」Op.44 より "鶴のいる情景"
付帯音楽「クリスティアン2世」 Op.27 より "蜘蛛の歌(果てしない森と)"
「5つの歌」 Op.37 より 第5曲 逢引きからもどった娘
組曲「4つの伝説」 より "トゥオネラの白鳥" Op.22-2
交響曲第7番 ハ長調 Op.105

バリトン : 大久保 光哉
仙台フィルハーモニー管弦楽団

<主催>(財)仙台フィルハーモニー管弦楽団

【道義より】

私は、シベリウスの音楽に若さを感じます。
ヨーロッパ音楽にない素直でナイーブなところがあります。
ショスタコーヴィチの音楽にも通じる、凍えるような寒さを感じる、それに憧れます。
今回、歌曲も取り上げましたが、音楽は言葉からできていると思うからです。
ただ、シベリウスが作曲した歌曲は、ほとんどが
フィンランド語ではなくてスウェーデン語で書かれています。
そのことを知って驚きました。
スウェーデン語の文化で育ったシベリウスにとっては、外国語ではないのです。
そのことにも興味を持ち、取り上げたのです。