■東京芸術劇場シアターオペラ Vol.3 マスカーニ 歌劇「イリス」
(セミステージ形式・イタリア語上演・日本語字幕付)
2008/12/06(土) 18:00
東京: 東京芸術劇場 大ホール
P.マスカーニ : 歌劇「イリス」
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Production Notes
IRIS・・・イリスといってもオペラの題名だと知っている人はほとんど居まい。
しかし23年前に藤原歌劇団と二期会が合同で日本初演を行い、故・粟国安彦の
素晴らしい演出によって、蝶々夫人に並ぶもう一つの日本を舞台とした名作が、
日生劇場で人々に感動の嵐を呼び起こした事は心あるオペラファンならば
誰でも記憶している。
そのときの指揮をした井上は長年再演を働きかけてきたが、今回、演出も
勤める形で東京芸術劇場シアターオペラで本邦第2回目の上演を実現する。
東洋の顔と身体を持った歌手達が体格の大きな歌手中心の西欧の
オペラ世界に伍して自然に演じる事のできる数少ない作品だ。
いま、我々は異国情緒さえ感じるジャポニズム時代の着物オペラの世界へようこそ。
井上道義(指揮・演出)
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指揮・演出・字幕原稿 : 井上道義
チェーコ(イリスの父) : ジョン・ハオ
イリス : ミナ・タスカ・ヤマザキ
大阪 : 高橋淳 京都 : 大島幾雄 ディーア : 国光ともこ
芸者 : 小林沙羅 乞食 : 鈴木寛一
踊り子 : 橘るみ(東京シティ・バレエ団)、馬場ひかり
人形師 : ホリ・ヒロシ 邦楽 : 杵屋利次郎社中
合唱 : 武蔵野音楽大学 管弦楽 : 読売日本交響楽団
音楽ヘッドコーチ兼コレペティトゥール : 大藤玲子
副指揮 : 富平恭平
舞台監督 : 幸泉浩司 照明 : 足立恒(インプレッション)
衣裳デザイン : 谷本天志 通崎睦美
衣裳制作 : 岡本伊代 メイエ美絵(文化ファッション大学院大学)
S席-12,000円 A席-10,000円 B席-8,000円 C席-5,000円
D席-完売 E席-完売
※全席指定(東京文化会館友の会、中退協割引有り)
主催 : (財)東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
東京芸術劇場チケットサービス TEL: 03-5985-1707
今ままで数多く新日本フィル、京都市交響楽団などとやってきた道義のコンサートオペラ演出経験が花咲いたのではないかと思う。自画自賛ハハハ。
しかし客観的にもあの形式でやるのにぴったりの作品であった。
読売のオケを振っていて楽しくって仕方がなかったのは俺が年を取ったせいだけではない。彼ら一人ひとりが、ドラマを表現する喜びを真に手に入れるまでの長い道のりの果実だと思う。それに読売ランドから池袋芸術劇場まで車で30分で移動できたのは東京の首都高と中央高速のおかげだ。本当に驚く。武蔵野のコーラスもみんな横山さんの指導態度のせいか、実に積極的だったなあ。
ミンナのおかげだが何よりミナのおかげだ!!上半身はともかく足をあそこまで出してきれいであれだけ歌える歌手は、そうはいないのではないか?
高橋淳さんは彼の地のキャラクターを借りて、新しい、人間臭いオオサカを演出したつもりだ。
大島さんはまだまだ行ける、教えることをやめてオペラにどんどん出てほしいくらいだが、日本はまだまだマーケットが狭いか?
新人で良い顔をしているジョンハオはもうどこに出しても恥ずかしくない本当のバスの声だ。
ダンスのできるソプラノ小林沙羅は今回は歌よりそっちで存在感が有ったかも。
何より衣装デザインの谷本さんの発見は京都の通崎さんを取り巻く愛情ある世界に感謝だ。来年もお願いします。
フィンガルの洞窟はロマンティックな名曲だ。細い南さん、メンコンは素晴らしい
昨年はこのコンサートの頃疲れ切ってふらふらになったが今年は素晴らしいピアノコンチェルトのおかげか元気が出た。まったく彼のこのあたりの演奏は80日間世界一周演奏旅行旅行をすべき素晴らしさだ。
アホなウォールストリートのマネーゲームの発明から出たガタガタな2009年がぴったり始まったのかずれて始まったのか人によって言うことが180度違うのが実に興味深い!音楽の感想や批評と同じなのかも知れないと感じる。実はどう聞いたってぴったりではないのだが・・・・まことに藪の中に道はない!!当の二人はピタリだったのだが。
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