2010.09.08
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午後 7時開演

OEK 室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」
第23回 井上道義プロデュース 新作能「大魔神」

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2010/09/08(水) 19:00(18:30開場)

石川: 石川県立音楽堂 交流ホール

指揮・語り・構成・演出:井上道義
舞:渡邊荀之助(宝生流シテ方)
囃子:望月太喜之丞
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢メンバー

モーツァルト : セレナード第10番「グラン・パルティータ」よりアダージョ
武満徹 : 室内協奏曲より  ほか

全席自由 2,000円

石川県立音楽堂チケットボックス TEL:076-232-8632

IMG_9435.JPGのサムネール画像◆その他 公演Photo

【道義より】

「オーケストラ」という社会組織の理想ともいえる素晴らしい芸術家の集まりの一部に、知らぬ間に生まれる後ろ向きな弱者保護的な態度に対する私なりのアンチテーゼを、古い形式に安住してしまいがちなお能へのアンチテーゼと共にぶつけ、常に新しいものへ挑戦した岩城宏之氏の霊力を借り一つの作品を作りました。結果的には金沢市民でないと多少伝播力の弱い「お国もの」の形になりましたが、岩城賞に続く週には必然的な内容であったはずです。楽員さんに内容を説明する時間もなく内容が不愉快と感じたな人もいたようだ。しかしこれからも自分に対してもこのように絶えず戦いを挑み続けるつもりです。渡邊荀之助さんに心から感謝!