何故か??お客さんが満席にならない。大阪とは昼間にコンサートを聞きに来る余裕などない人ばかりの町なのか?橋下知事は実は大阪を前の活気のある街にするためいったんいろいろ切っているとしか思えないが、活気のある街とは自動車が渋滞している中を警察がパトロールカーで道を分け分けかッパライを追いまわしていたりする街ではなかろうに。大阪フィルは今こそ毎回毎回良い演奏をするべき時だが、何よりそれを支える人たちがいないならさっさと辞めちまえばいいのだ。どうなんだろう?やはりただの商業の街なのか?人はなぜ寄り合って住むのか?ただ便利だからか?ただ旨いものがどこでも食べられるからか?街を魅力的な作りにしたくないのか?面白いし自分の人生のために勉強にもなるいろんなものが見つけられる所が多くあるのが「住みたい町」なのではないのか?そういう街を作ろうとしていないのか?
初めてのコンチェルトをやった新人のハーピストは命をかけて頑張った。よくやった!!しかしそれにも増して素晴らしかったヴィオラの丸山君!!これからのOEKのスタンダードをはっきりと打ちたててくれた輝くばかりの音色!これからこのまま生きていけばヒンデミットより上手くなる思う。作曲は知らないけれど。
朝日新聞のコラムにも書いたが神尾真由子が本格的に素晴らしいソリストになった。このまま大切に自分を育ててほしい。このアンサンブル金沢のために作られたと思い込みたくなるカルイザワのホールでのチャイコフスキーの弦楽セレナーデは、間違いなく世界最高の部類の演奏となった。大賀さんの奥さま(ピアニスト)が休憩の後楽屋で涙を流してくださった。こういうことは一生忘れない。
シュニトケのアラハイドンは今まで何度もやったしピーターと狼も。でも今回はNHKエフエムの録音もありこの辺で完成品をと僕の持つもの全部を出して頑張った。どちらも録画してくれてもよかったなあ。しかし、今回たくさんの子供たちが本当に目を輝かせて聴いて見てくれた。そして元子供だった人たちも。こういう演奏はマーラーの9番の交響曲をシカゴシンフォニーでやるのと同じだけ難しく同じだけ価値があり、同じように疲れるものと感じた。
家で飼っているアヒルを吐き出す狼を見たかったのでコンサートの途中で体調が悪くなった珠世が席を立たず、トイレにも行かずに我慢したため救急車を呼ぶ羽目に陥った。なんとドラマティックな!本当の悲劇と紙一重。
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