2015.01.24
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
午後 3時開演 (午後 2時15分開場)

大阪フィル 兵庫県立芸術文化センター特別演奏会「大ブルックナー展」

ブルックナー : 交響曲 第8番 ハ短調

【道義より】

良い結果で終わる事が出来た。
コンサートマスタの力は偉大だ。新日本フィルの時代からの朋友チェさんに感謝。
自分のことを書けば、20代でギュンターヴァントの読売交響楽団との日本初演の練習を聞き、チェリビダケのシュトットガルトでの練習を聞き、ロンドンその他で多くのコンサートを聞き、ロイヤルリバプールや、メルボルン響、京都市響との最近のレコードにもなっているコンサートを振り。苦節40年、フフフフ、ハハハ、へへへの積み重ねもあったと思う。
兵庫のホールはブルックナー向けだと感じたのは間違えがなかった。主催者に感謝。
あの演奏はそのままウィーンでやってもよかった。
大フィルも、チャイコフスキーの時より勿論Beethovenの時より「良い演奏」という判断=クオリティースタンダードのレベルが上がってきた。
お客さんはシーンと聞いてくれ、拍手もたくさんしてくださり、終わってからその日のうちに次の会の切符が800枚売れたそうだ。宣伝や、イメージでの判断でなく自分の耳で聴いての判断。こういうのは喜んでよいな。楽員さんもゲネプロからすっかり大化け!これぞ大フィル。これをスタンダードとしよう。オーボエの浅川さんお大事に。