■京都市交響楽団第543回定期
2011/02/13(日) 14:30 ※14:10~プレトーク有
京都: 京都コンサートホール・大ホール
〜オール・モーツァルト・プログラム〜
歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲K.527
セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361(370a)より
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
S¥4,500 A¥4,000 B¥3,500 P¥2,000
京都市交響楽団 TEL: 075-711-3090
素晴らしいグランパルティータが現出出来た。これは僕がいた15年前とはレベルの違う再現芸術家達による天国的な時間。アマデウスと言う天才の音楽への京都からの感謝のラブレター。勿論他の2曲も良い線だったが僕的にはあれが一番感動的だった。
前回のグランパルティータで名演したクラリネットの女性が燃え尽き、筒井君に変わったが追いついてくれた。主役テノールが代わるとか、コンマスが代わるとかフランスではいろいろ経験した僕的には比較的軽い出来事だがありがとう!でもゲネプロで主役のイリスに合唱団員が後ろ向きにドーンと倒れた時はかなり運が良かった。彼は小川さんの腰の痛みのおかげで頭を打たなかったし、上手く倒れた?のでチェロを潰すこともなかったわけだから。マーラーの1番で自分が倒れたこともあったせいか僕は非情にも「こいつただの貧血だ」と判断、小川里美も問題ないと見て判断、指揮そっちのけで奴を抱き起こし続けたゲネプロ。見ていた人には変な演出だと見えただけらしい。そうさオペラはその位の勢いで良いのだ。細かいことより問題は大きなところ!!情熱!音色!声の大きさ、配色、とかだな。(それと字幕だ)京響は琵琶湖でのオペラ経験を重ねていたせいか以前とは打って変わった方向に向かおうというエネルギーが感じられて感心した。何故か練習では左手が疲れたけど。
ほとんど1からやり直した照明の足立さんに天才は粘りの積み重ねとの印象。今回20年ぶりだった舞台監督小栗哲家さんとのコラボも、最後のドライアイスの出し方まで粘っていたので良い成果がありありだった。これ以上細かいことは書いても印象が薄れるからやめるが、お客さんの京都とは思えない長い拍手と強さ、スタンディングな有様は......なぜ今頃なんだと感じるばかり。20年遅いと感じる道義のエゴはチェーコ、キョート、オオサカより強いのかな。可哀想なイリスよ。
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