小川里美(ソプラノ)
オーケストラ・アンサンブル金沢
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調「イタリア」
ワルトトイフェル:ワルツ「女学生」
ジーツィンスキー:ウィーン我が夢の街
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」よりヴィリアの歌
シュトラウス2世:ワルツ「酒、女、歌」
シュトラウス2世:ポルカ「特急」
カールマン:喜歌劇「チャールダーシュの女王」序曲
カールマン:喜歌劇「チャールダーシュの女王」よりハイア、ハイア、山こそ我が心の故郷
シュトラウス2世:ワルツ「楽しめ人生を」
相当寒い日で、僕はダウン寸前!ソリストのソプラノ小川里美さんの励ましで、何とか良い演奏会になった。いや待てよ...・メンデルスゾーンのイタリアの良い結果はドライな音響を逆手に取ったOEKの前向きな態度だったかも。
それにしてもお客さんが近くにある川の名前を知らなかったのは驚いた。大垣と書かれれば大きな垣=堤防と分るのだがそれが何処に在り、どんないわれなのか知らないと言うのは・・・。
多くの地名には隠された意味があり、大地震が来たとき10キロも津波が内陸のある部分を襲うことを想像しなかったり、山崩れがありそうなところに家を建ててもいいと言う建築許可を出したりするのは、{温故知新}の教えを忘れたからかもしれないのだ。
クラシックという古く、しかし常に未来を向いた活動をやっているからこそ、思うのかも知れないが。
揖斐川くらいは聞いたことがあったけれど、やっとわかった街の真ん中を流れる川の名が水門川だとは!歴史は面白い。きっと家を建てるなら町の名前に隠れている高台を選ぶべきだろう。昔、道路の役目をした、沢山の人工の水路(運河)が有る位だ。南海地震はいつか来るのだから。
金沢の名の由来は湧き水に砂金が含まれていたからだ(と言われている)と知ったら加賀友禅に金糸が使われるのも納得できるし。
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