広島交響楽団 第346回定期演奏会 ~パリで紡ぐ印象の旅~

2015.02.27
広島文化学園HBGホール
午後 6時45分開演(午後 5時45分開場)

児玉麻里・児玉桃[Pf]

三善 晃 : 樹上にて(1993年改訂版)
プーランク : 2台のピアノのための協奏曲 ニ短調
ハイドン : 交響曲 第87番 イ長調 Hob.I-87(当初のプログラムから変更)

【道義より】

5年ぶりの広島。今回はプログラムを作ったころはどうなるかわからなかったから体力をあまり使わないというつもりで素敵でうまい児玉姉妹におんぶで抱っこプロを考えたが...意外とハイドンが大変だった。87番=ハナ=花のパリという結果になったのは偶然。でもハイドンの交響曲の名前はあるものが演奏されやすいので、これ以来(日本では)この曲は、
87番「花」と呼ばれることに、決定カモ。                             
三善晃のピアノとオケの作品、短いがわかりやすい日本的舞曲風で秀作。今回使ったローランエマール風反響版が絶対必要。これもこれ以降「必要な愛情」として決定アヒル。
プーランクは原作者が弾いている録画がyouチューブで見られるが(オケは超つまらなそうに弾いていて指揮の若いプレートルが浮いている),今回の方が数倍素敵で粋だった。姉妹でもこれだけ関係をうまく作るのは知性と愛情が必要だ。姉妹でも兄弟でも音信不通とか世の中にはあるのだ!
広響は良い感じのオケで、マネージャーや新しく変わったステージマネージャーも協力的だし、新人コンサートマスター(女性の蔵川さん)も実力はある。
しかしなんだかハイドンのではオケにアホな事故がありちょっと残念。
本番というのは一番楽に音楽が出来ないと・・・・。
但し全体には生き生きした音楽がお客さんに届けられ、毎年ハイドンをやっていくような機運も生まれた感じ。本当はもう少し小さなホールが理想ではあるのだが。

地元の白石さんという鍼灸院に通ってみた。唾液がほしいのだ。喉を使うとすぐ腫れる。

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