島根・山口 連携プロジェクト
東京都交響楽団特別演奏会

2015.03.27
山口市民会館 大ホール
午後 6時30分開演(午後 6時開場)

東京都交響楽団
萩原麻未(Pf)

グリーグ : ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
チャイコフスキー : 3大バレエ・セレクション
 ~《眠りの森の美女》《白鳥の湖》《くるみ割り人形》
 (井上道義ヴァージョン)

チケット: S席¥5,000 A席¥3,000  25歳以下 各半額
演奏会お問い合わせ先: 公益財団法人山口市文化振興財団 TEL:083-901-2222

【道義より】

島根県の益田市と山口県の山口とで都響を呼ぶという粋なプロジェクトがあり、それに八王子が連動した小さなツアーに賛同してバレエ曲を中心なプログラムをやった。益田といえば僕がバレエを始めた時の先生が益田隆先生で実は偶然だが今住んでいる代々木上原の隣の池の上にスタジオがあった。その先生の影響は大変強く、恰好良いダンサーで良い声で多少ホモッけのある先生は僕の潜在意識にいつも住んでいると思う。彼はスペイン舞踊が専門で戦後のレビューの振り付けは彼が中心だった時代があった。そして代々木上原には服部島田舞踊団が素晴らしいスタジオを持っていたが、そのスタジオが出来る前益田舞踊団のスタジオを借りていた時代があったと聞く。今その上原にもう30年住んでいる。いいところだ。

話がそれたが、益田のホールはなかなか綺麗であったし、山口のホールは古かったが僕はバレエ音楽を肴に沢山の話をしながらコンサートを進めた。
のどの調子がまだまだなので自覚的には苦しい感じもあったが、オケも古巣のいやはやもう誰も知った人のいない古巣の都響ですから、バーチャルな古巣だけれど。
プログラムにはこう書いた。「昔お前は指揮をしながら踊りすぎる、いい加減にしろ!と言われたから今度は踊らないで指揮をします」・・・と。
実際はきっとものすごく踊っていたと思うけど・・・・ふふふ。
お客さんは座っているだけで可愛そうだった。


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
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