Kitaraのクリスマス

2018.12.22
札幌コンサートホールKitara 大ホール
午後 3時開演(午後 2時15分開場)

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ガーシュウィン:キューバ序曲
マルケス:ダンソン 第2番/山尾 洋史、山尾 恭子[アルゼンチン・タンゴ]
バーンスタイン:セレナード/山根一仁[vn]
モーツァルト:セレナード 第10番 変ロ長調
       「グラン・パルティータ」K.361(370a)より
アンダーソン:クリスマス・フェスティバル 

札幌交響楽団

https://www.kitara-sapporo.or.jp/event/dsp.php?num=2832

チケット: 全席指定(税込) S 5,000円 A 4,000円 B 3,000円 U25(各席)1,500円 ※未就学児入場不可 ▼Kitara Club 会員特別料金▼ S 4,000円 A 3,000円 B 2,000円
演奏会お問い合わせ先: Kitara チケットセンター Tel:011-520-1234

【道義より】

今生天皇と誕生日が同じ僕が振る7回目となった「キタラのクリスマス」は、
来年からどうなるのだろう?色々な思いが駆け巡る。今日また忘れらない日が増えた。
ホールの前にある愛する安田乾の大理石の彫刻は、雪にさらされると劣化が進む
とのことで、今年もカバーが掛けられいた。以前美唄のアルテピアッツァまで、
真冬に足を延ばした記憶は昨日のことのようだ。大学のころ共に遊び学んだ、
後にベルリンフィルのコンサートマスターになった安永徹もあの辺に居るはず。
どうしているのだろうか?
自分の誕生日23日を寿ぐ気になるためだろうか、毎回安手な予定調和を避け、
アイディアを傾けての渾身のプログラムを続けてきた。
今回のテーマは、前半は「南半球のクリスマス」で、キューバのルンバとアルゼンチンの
タンゴ・・・・山尾夫妻の考え抜かれたダンスは世界レベルの一級品。子供たちも参加。
そして後半は生誕100年に掛けてこそ今日、紹介出来たバーンスタインの名曲
「セレナーデ」23歳前途洋々の山根一仁のギドンクレマーと比較しても良い名演で
札幌に「音どけ」出来た。勿論モーツアルトの管楽セレナーデ抜粋も。
本番の日に聞いたが山根が初めて聴いたオーケストラは、出来たばかりのキタラホール
での札響、4歳の時!だった。
「未就学児お断り」の内規を破ったお母さんは偉いし、許したキタラ切符切りの
「人を見る目」も素晴らしかった!すべてが今日につながったんだから。

これだけ続けるとホールスタッフ、照明の岡田君や、ステージマネージャー田中君も、
以心伝心!というのか、僕の垂れ流す無理難題をマゾヒストのように喜んで
「やることを待っていてくれる関係」に陥っている!うれしい!
ついでに僕はダルマのジンギスカンと陽気に雪景色の中之島公園。俺は七転び八起き
・・・・イノウエ転んでもただでは起きないぜ。プロだぜ、足首骨折なんかしないね!!

待てよ...以前地下鉄出口からホール前までは歩道融雪装置付きで雪がなかったが...
コスト高すぎるのか?
お客さんも皆、雪道プロだから要らないというのか?

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