2019.05.20

【道義より】

父親に対する認識は屈折した感情として長い間、のどに刺さった小さな魚の骨のように‥‥そうそう中咽頭がんの初期症状のように・・・・
私の精神の深い処に色々影響、色どり?を与え続けてていたが、それを60歳のころ「そこからオペラにして卒業しよう」と、あの岡本太郎の人生や芸術に対する言葉の力を借り、また実母の妻としての、母としての愛情を練り合わたオマージュ=追悼作品を書いてきた。
30年前に亡くなった父に生前の借りを返そうと思いつめて書き始めたもの。5年前の病気や、前後の大阪、金沢での忙しさ、何より作譜能力の低さで、10年かかってしまったのだ。
台本も自分で書き、時代は第一幕の1940年から太平洋戦争に翻弄された両親のフィリッピンでの出来事を2幕に、第3幕で現実と舞台上の虚構の境目がなくなる今の道義の心象風景を具現化する形式をとった。
もっとも指揮者を生業として50年、環境として自分以外の人が作り出した音楽を自分内部に消化してきたことを恥ずかしさはこれっぽっちもなく散りばめながらも、私にしか書けない、描けない舞台音楽と自負している。
スコアは今推敲、誤字訂正、印刷とこれから夏までが佳境だが、2時間もの、少なくともまずは完成。

祝 大砲爆竹除夜の鐘鳴り渡る!!

初演どうしよう・・・・・・。


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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
ショスタコーヴィチの魂が疾走する! 井上道義の才気が炸裂する!これぞショスタコーヴィチの真髄!

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1冊でわかるポケット教養シリーズ 指揮者の世界
第2章は井上道義の特別インタビュー「僕が指揮者になって、今も続けている理由」

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