新日本フィルハーモニー交響楽団 "思う心のコンサート"

2021.03.06
東海市芸術劇場 大ホール
午後 4時開演(午後 3時15分開場)

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東海市子どものオーケストラによるプレコンサート
マーラー:交響曲第5番より第4楽章「アダ-ジェッド」
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 二長調 / 崔文洙[vn]
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op. 73

新日本フィルハーモニー交響楽団

【道義より】

久しぶりに新日と四つに組んでのコンサート。
場所は誰も知らない・・・(失礼ながら)東海市の、なかなか素晴らしいホール。
外見はなんとも駅ビルそのものだが...中身はちょうど良い大きさで、響きも、
今回のようなプログラムにはピタリ!お客さん達もなかなか味がある人々で驚いた。
きっと昔は農業ばかり、その後は工業ばかりの時代だったと感じられる景色のなか、
このホールは運営の仕方によってはバラエティーに富んだ人々のオアシスになり得る
と感じたのです。

子供達のオケがよく頑張っていて、楽器もティンパニーなんか新日の今回のティンパニーの
もう一つ上のランクの楽器!!何より男の子も女の子も未来を見ている。
エルガーの威風堂々をホールスタッフ、お客さんと一体になって盛り上がり、
コロナでの捻れた暗い世界に子供達が希望の風を吹かせてくれた。
市長さんから,教えるスタッフもが前向きに試行錯誤やってくれているのだろう。

メインプログラムはブラームスだったが、この作品は余り大きなホールでは絶対に
心に響かない。楽員一人一人の息吹が目でも感じられないと。
実際作曲したブラームスはややこしくて、目立ちたがり屋には嫉妬しながら,
地味っぽく目立ちたいと言う性格だった。その辺を音楽にそのまま反映させねば
ならないので・・・・演奏する方もネクラシックな面倒な心からの解放を表現せん
といけない。こういう曲でも新日フィルメンバーと超エネルギーに満ちたバイオリン
のソリスト!「チリチリ頭のチェーさん」はヘトヘトになりながらもその世界を
打ち建てた。彼は,演奏も、存在感も含め欧米のコンサートマスターによくある
「食い足りなさ」を越えた魅力と深さを経験させてくれた。どこのソリストが,
コンチェルトのソロをやり,アンコールで超絶技術を聴かせたあとさらに
後半で交響曲をあれだけコンマスとして弾きこむ情熱を持てるだろうか!!!!
やるなあ。愛しちゃうなあこういう男。


今日は気温も暖かく、最後には大きな声の{ブラーボー}が!
(井上の意見は、かまわない!どんどん言うべき、だ!  virusが飛ぶ?
メルトダウンの発電所の放射能!とは訳が違うだろう)
そして、厚紙に書いた{BRAVO}の共存!東でも西でもない  
中部、名古屋風に共感した。
ろくでもない演奏への雄叫びは、心底恥ずかしいが、今日の新日の演奏には
ふさわしい事。

しかし,演奏という行為は一体誰の為なのであろうか・・・・・。

今日の場を作った安江館長、これからも遠慮なく東海市芸術劇場のために
理想を描き続けられることを祈ります。







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