ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023〈Beethoven―ベートーヴェン〉[公演番号:215]

2023.05.05
東京国際フォーラム ホールA〈マリア・マグダレーナ〉5,008席)
午後 8時30分開演

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[ミチヨシはかくベートーヴェン「運命」の扉を叩く]

井上道義によるトーク(トークゲストに林英哲も出演)
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67「運命」

新日本フィルハーモニー交響楽団 (オーケストラ)

チケット: S¥3,000 A¥2,500 B¥1,500 6歳以上入場可
演奏会お問い合わせ先: lfjtokyo2023@kajimotomusic.com (ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 運営委員会事務局)

【道義より】

ベートーベン五番は、あまりに「名曲」の名を被せられ続け、
誰でも知っている=だから名曲、子供でも知っている、子供のころから知った気に
なっている曲で、まともな指揮者ならやりたくない作品と言ってもいい。
何故ならベーブルースに比較されたりする野球と同じと言えばわかってもらえるだろうか?

作曲された楽譜と言うのは演奏されてそれを聞いた人が何を思い、何を発見し、
「自分とかかわった」と思えるかにかかっている。あまりに衝撃的な曲の始まりだけが、
独り歩きしている性もあり、2楽章はどんな顔をしていたか思い出せない演奏とか、
特に終楽章なんてほとんどラデッキーマーチの激しいヤツ!みたいな演奏しか演奏会では
僕でも聞いたことがない。この曲は聴く人に、抽象的な芸術音楽って何なの?と考え
させる何かを持っていて、それをもくろんだ作品では?

この曲はどういう風に(演奏によっては)名曲になりえる材料をベートーベンが用意した
ものは何なのか、を林英哲さんと問答しながらお客さん自身に考えていただくような
プレトークが出来て、きっとこれが「la folle journee」の目論見なんだと思える
10分余りだった。勿論、演奏に入る前は19秒?で気持ちは音楽その中へ入っていた。

僕なんぞではフランスやドイツではできない事(プレトーク用語学力)だが、日本語だ。
昨日の海賊と言い、本当に精魂使い果たす2日間だった。もうギリギリだぜ、
血圧上がるし!!


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

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「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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