横笛 赤尾三千子の世界 水炎伝説

2016.01.31
川口総合文化センター・リリア 音楽ホール
午後 2時開演

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横笛の表現者として世界的に知られる赤尾三千子が、石井眞木に委嘱して生まれた作品。
大気を切り裂く横笛の音色と、井上道義が指揮するアンサンブル・レジェンドの力強い響きが、死と再生の物語を感動的に展開します。

原作 :大岡 信
原曲 :石井眞木
編曲・台本・構成 : 赤尾三千子
作曲・監修 :松下 功
指揮 : 井上道義
演奏 : アンサンブル・レジェンド 澤和樹[Vn] 永曽重光[Perc] 他

【道義より】

石井眞木さんは、僕が小さなころ、ちょっとだけお世話になった日本現代舞踊の旗手、石井漠さんの息子。
彼は大いに才能ある作曲家であったがそんな環境も手伝ってか音楽を音楽の中に閉じこめられなくて(ちょとは僕と似てる)このような作品も書いたのだろう。
赤尾三千子さんも大変な横笛の名手で(誰ーれも知らないだろー、知る人ぞ知る・・・ダ)、以前京響がプラハの春とウィーンとに招待されたときには「祇王」を持って演奏旅行を同行した過去がある。それ以来もう幾年月。いまだに上手い!
しかし現実世界で説明能力がない、というか「判らない人には聞いてもらわなくてもいいわ!」で通してこられた方なので、なんといってもコンサートまでの道のりがまるで暗中模索、答えのない質問、地球外生物との共演・・・・生まれつき予定調和の嫌いな僕も、往生した。
しかし打楽器グループ72、澤和樹率いる弦楽クインテット、ナレーションの山岸、奈古屋、照明の大平、舞監大澤、等々、みななんだかプラス思考でやる気満々!!おかげで~~何だかスッバラシイものに出来上がった。草葉の陰からチョンチョンに切られた作品が松下功さんの作品とも合体させられ水と油ならぬ「新水炎伝説」として形作られ、満場いっぱいでないお客様から鳴りやまぬ拍手でたたえられたのは・・・・・眞木さんも道義じいさんにウインクしていると感じたい。
赤尾さんの娘、きおねさんは大した英語通訳能力のある人です(お母さんは反面教師?)これからも活躍を期待する。、三千子さん、一緒に出来てよかった。

このブログの読者さんへ
この音楽会は、赤尾三千子さんの主催で万葉集や大和物語に出てくる民話を題材に横笛(篠笛、龍笛)で綴られた、美の命の短さを表現した音楽物語でした。



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