OEK 第434回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
井上道義《アンコール!スウィート》

2020.10.22
石川県 : 石川県立音楽堂 コンサートホール
午後 7時開演

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バーバー 弦楽のためのアダージョ
ラフマニノフ ヴォカリーズ
マスカーニ 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
クライスラー 愛の悲しみ
ディーリアス 春初めてのカッコウを聞いて
ワーグナー ジークフリート牧歌
サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より白鳥

オーケストラ・アンサンブル金沢

【道義より】

pink色のジャケットを着た道義のポスターは、金沢の名ポスターデザイナーが
26年前のスウィートCDジャケットをコピーペーストしたもの。
写真は10年前のもの。現実はOEKと同様に「年を重ねて」いるさ。
いまでは有り得ないセッション三日間の録音は元気だった岩城さんには
「ミッキーこれは俺のより良いな!」と誉められた。まだ設立五年目だった
OEK、勿論音楽堂もなかったが、隣町の小杉町まで通って音質も演奏も、
トコトン納得いくものが出来た。あの頃アンカナは多くの国から多くの地方
からの寄り合った為か、毎回、練習は何故そんな音色?何故そんなフレーズ?
何故そんなバランス?何故そんな音の高さ?議論と質問の連続で超面白く、
大好きだった。前にも後にも日本ではユニークだった。

今回、新監督のミンコフスキーがコロナで来れないと言うことで、2年半ぶりに
ドアを閉められていた定期演奏会に代打だったが、今の道義とOEKとでないと
出来ないプログラムを組んだのだ。
こっちがジジイで落ち目に、あっちも勤続疲労で弱っていないか、リトマス
試験紙プロ。
久しぶりの音楽堂の音響と、コンサートマスター柔軟性豊かな水谷晃さん始め
若返りつつあるOEKのメンバーとそれぞれの作曲家の個性をお客さんに届け
ようと、タッグを組めて嬉しかった。
ただ、残念なことに、全席売ることが9月の19日には解禁されている
にもかかわらず、ここ金沢では未だにそれが実現できていなかった。
正しく怖がることは、どうもなかなか簡単ではないのかな?金沢には熊が出没、
地方紙にはそれが第一面にドカンと出ている。
こちらも正しく怖がっていただきたい。
隅に13時間隠れていた130センチの熊を大砲で殺す・・・か。

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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