NHK交響楽団 6⽉公演 サントリーホール

2021.06.06
東京都 : サントリーホール 大ホール
午後 2時開演

シベリウス : 交響曲 第7番 ハ長調 Op.105
ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」

NHK交響楽団

チケット: S席7,000円 A席5,800円 B席4,500円 C席3,500円
演奏会お問い合わせ先: N響ガイド TEL:03-5793-8161

【道義より】

エロイカ
終わってホッとしている。やはり名曲中の名曲を70歳超えて良いオーケストラと
定期で、有名なホールで、全国放送で残る、となると人生のリトマス試験紙。
前触れブログでも書いたが、隠れた名曲シベリウス7番は、昨日の放送も今日も
納得のいく演奏。
エロイカは色々な歴史を背負っていて、一筋縄で語れる作品ではない。でも、
自分で書いているブログだが、井上さんも二日目の今日、究極の得心がいった。
勿論放送の方も良かったが、今のN響は始まって以来一番若い、いくつかの
思いがけない小さな、ボタンの(ライブでリスクを恐れて小さくなってはいけない
から、かまったことではない)掛け違いのような事があった一日目(放送は
ゲネプロでカメラ割りのプレイスルーが出来るので一日目を録る)よりもう一回り
一人一人の自由な演奏の飛翔が、感じられた。


残念だったのはナントカ宣言の影響でお客さんが50%の入り。もったいない。
ディスタンス!とか言う無駄な合言葉もあり、演奏家同士も、離されて・・・。
もったいない。      とは言え、


感謝の気持ちを素直に言いたいのは、ゲネプロの後、
「熱い演奏!感激です、やりたい事がはっきりしている音楽、何処かエロイし、
大好きです!」と控え室に飛び込んでくれた方に、「そうか!直ぐ冷房付け
て!エロタコジジイ、ショスタコだけじゃあないだろ・・・」とか軽口がたたけた
事に代表されるN響のポジティブな現状に対してです。

それに、神へ。

何故って、一日目の練習の後、虫垂炎で吹くことが危険になったオーボエの吉村
さんの代わりに大学での授業中、急遽代役を受けてくれたベテラン青山さん。
なんと彼は本番当日、本来ならば関西でコンサート予定が合って出来ないはず
だったのにコロナ騒ぎでそれが中止になったためこの代役、二つ返事でOKが
出来たんですよ。
神の采配。人々の祈り。
まったく方向の違う2曲の演奏に、
きっとそのように幾つもの忘れられない物語が。


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「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

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「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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