OEK 第451回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

2022.02.17
石川県 : 石川県立音楽堂 コンサートホール
午後 7時開演(午後 6時開場)

深淵を覗く。ショスタコーヴィチ最後のシンフォニー。

ハイドン : 交響曲 第45番 嬰ヘ短調 Hob. Ⅰ-45 「告別」
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第15番 イ長調 作品141

オーケストラ・アンサンブル金沢

チケット: SS席7,000円 S席6,000円 A席5,000円 B席3,000円スターライト席1,500円 車椅子席6,000円
演奏会お問い合わせ先: 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632

【道義より】

「一応のさよならコンサート」を無事終えた。

またもや天気が15番にとって、ピタリな寒い一日だったが夕方から雪はぴたりと
止んでくれた。
アンサンブル金沢のサイズだとショスタコーヴィッチの交響曲を経験が(14番以外)
出来ない。だから普段のメンバーに加えて多くのエキストラ奏者が参加、薄氷を
踏む思いの練習の日々だった。
しかし、結果は本番でのホールで練習ができる日本では稀有な環境(いまだに)
と、ハイドン45番という自家薬籠のプログラムとのカップリングであったため、
かなりの高みに上ることが出来、観客は充分深淵を覗けたと思われる。
エクストンレーベルでの録音も行い、残すことが出来た。
ソロ部分の多い奏者たちも一人ひとり、ショスタコの豊富、かつユーモアと
辛辣さに満ちた世界を表現した。フフフ、実は気持ちよかったのではないかな?


死や病に対する間違った理解と処理から、分断を人々が自らに強要しているこの
ヒステリカルナ時代は、井上自身、71年や75年に演奏旅行で経験した、モノトーン
なソヴィエトの寒々しい告げ口警察時代にも似ているのかもしれない。

そんな世界とは早いとこオサラバしたいと強く感じている。
雪は止んでも病んだような空気が人々を覆っている。


今日は、秘蔵の動画を貼り付けます。20年ほど前の定期動画。最後の部分だけ見てくれ!!!前半は良いから。
今日ショスタコーヴィッチ15番の前半に演奏したハイドンの告別にシュニトケいう作曲家が霊感を得て作曲した「モズアルトアラハイドン」
すなわちモーツアルト風ハイドン、という作品を僕はありとあらゆるところで演奏(シカゴでも)(文字通り演じ奏する曲!)してきましたが、
17年前に金沢でハイドンの告別=交響曲45番と+シュニトケのこの曲+モーツアルト作曲のコロンビーナとアレッキーノという3曲で一晩のコンサートをやりました。
最後の「コロンビーナとアレッキーノ」はアマデウスが、恋人アロイジアや階下に住んでいたダンス教師たちと私的なパーティーで演奏し踊ったという曲で、
スケッチのみが残っていてその曲こそが、シュニトケの作品の骨格になっているものなのですが、それで僕も踊っています。
橘るみ、正木亮、堀登のプロにOEK事務局の床坊剛さん山本健太郎さん、石田あんこさんそれに死んだ道義を蹴っ飛ばすヴォーンヒューズ達全員が果敢に挑んでいます。



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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

1冊でわかるポケット教養シリーズ 指揮者の世界
第2章は井上道義の特別インタビュー「僕が指揮者になって、今も続けている理由」

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

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チャイコフスキー:交響曲第4番
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