東京音楽大学シンフォニーオーケストラ ユニセフチャリティー演奏会

2010.11.20
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午後 3時開演

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11/20、21、25 に出演予定でしたテノールの「佐野成宏氏」は、風邪からの声帯炎のためドクターストップがかり降板となりました。
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2010/11/20(土) 15:00開演 (14:30開場)

宮城 : 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール

ヴェルディ : 歌劇「椿姫」抜粋 / 小川里美[sop] 佐野成宏[ten]
ショスタコーヴィチ : 交響曲第10番 ホ短調 Op.93

東京音楽大学シンフォニーオーケストラ

一般:¥1,000 学生:¥ 500

東京音楽大学演奏課 TEL:03-3982-2496

【道義より】

東京音楽大学にはこのところ心底驚かされている。歴史があると言いながら、長い間「ただのお嬢様学校」と(僕だけでなく僕らの世代は)受け止めていたが、とんでもないな。自明なことだが学校というのは先生が作る、また学問する意味が真に判っている校長の哲学が作る。世界中どこでも「先生の情熱と努力」がすべてだ。伝統ではない。
考えてみれば自分の小学校でもそうだった、クラスごとで全く授業の面白さが違った。面白いと憶えが良くなる、学校に行くのに誇りが持てる。桐朋学園も斎藤秀雄、井口一族がいた頃がそうだった。昔井口基成が、ある優秀な学生がビールを飲んで停学になりそうだった時「ビールなんて酒か?」の一言で救ったこととか、「大学なんて言い時代悪い時代があるもんだ、今は駄目だがしかたない」と言い放ったこととか聞いている。
東京音大にはそれぞれの楽器の先端で仕事をしている人が教えに来る事も多い。一点豪華な客員の講義も多いみたい。毎日地味に教える先生も何故か生き生きしている。校舎も近代的で魅力的だし生徒にあふれていて競争がある。広上君に誘惑されおだてられ指揮課を教え、ショスタコの10番というまあ普通は取り上げないプログラムでの3回のコンサート。こっちも勝手にやらしてもらった分、体力の続く限りやった。チャラチャラした服を着た「女子」のやつらもコンサートでは・・・多分・・・全員、今の自分の価値が決まるコンサートと思って演奏したはずだ。
それしかないだろ。
過去がなく未来もないコンサートの中に音楽は生まれ死ぬ。楽譜の中に音楽そのものはない。人に忘れられても自分で忘れても、今は生きる限り存在する。ああああ良いコンサートだったぜい!!テノールの井之上さんありがとう。


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団