セキスイハイム presents 辻井伸行 with 井上道義&OEK《悲しみのモーツァルト》

2015.09.18
神奈川:ミューザ川崎シンフォニーホール
午後 7時開演(午後 6時15分開場)

モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 / 辻井伸行[Pf]
モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550

オーケストラ・アンサンブル金沢

チケット: S¥10,000- A¥9,000- B¥8,000- C¥5,000-
演奏会お問い合わせ先: チケットスペース TEL: 03-3234-9999

【道義より】

コンサートとは何の関係もないけれど・・・・・・
ツアーの空日、17日にロイヤルオペラドンジョバンニを見に行った。本当に共感できる数少ないオペラだが、今まで実は本当に共感できたのは35歳の時、ヨーロッパでオペラ行脚していた時のドイツの小さなオペラ劇場一回だけだった。
その時のドンジョバンニ役は意外と年寄りで、髪の毛もあまりない人で(だから共感を持ったというわけではない)いわゆる「いい男」で無かったが激しくディーモニッシュな魅力があり、女性はこういうのに何故かなびくよな、とも思った。
また、ドンナエルビーラは、歌は上手かったがかなり男としては近づきたくない、いかにも思い込んだら...というタイプで美人ではないが尽くし切るタイプ。
ドンナアンナは何となく茫洋としていて男としてはすぐに飽きるだろうなといういわゆる超美人であるとか、設定が完璧であったこと。
ツェルリーナは全くのズベコーである設定、また何故か騎士長の亡霊が歌舞伎調の大きな衣装で現れたこと等々すべての点でも僕の琴線に触れた。舞台に色はなくすべて白黒の世界。忘れられないがあの頃は僕もオペラをこんなに指揮することなんか考えてもいなかったのでただの観客の視点だった
今回NHKホールで23000円の席だったが大失敗。
あのホールでモーツアルトは無理。オケはどんなにやってもか細く響き、歌手の表情も全く分からず・・・・こんな環境でロイヤルオペラであろうと何であろうとモーツアルトを見なければいけないこと自体、究極に貧乏くさい行為と感じたしだい。やっってはいけない事だとも思います。オケの規模の大きな作品以外無理!
その上、演出もどこにでもあるオペラ的な「オペラなんだから仕方がない」と割り切ることばかり強要される演出。
意味もなくお客の目を飽きさせないために、歌手は上へ下への大騒ぎ。舞台は何度もぐるぐる回るし。メリーゴーラウンド。但しCGが回転する舞台に完全シンクロする技術には脱帽する素直さは僕にもあります。
でもなんといってもすべての点で野田秀樹さんが戦い取ったフィガロの結婚の演出方法が100倍くらい素晴らしいのだと確信した次第だった。もうすぐ秋の陣が始まる。乞うご期待。


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