東京交響楽団創立70周年 名曲全集 第119回
オール伊福部プログラム「協奏四題」

2016.07.10
ミューザ川崎シンフォニーホール
午後 2時開演(午後 1時30分開場)

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2016/07/20、しんぶん赤旗に批評が掲載されました。
http://www.michiyoshi-inoue.com/docs/160720akahata.pdf
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伊福部昭 :
 オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ/高田みどり[Mar]
 ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲/山根一仁[Vn]
 二十絃箏と管絃楽のための交響的エグログ/野坂操壽[二十五絃箏]
 ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ/山田令子[Pf]

チケット: S席6,000円 A席5,000円 B席4,000円 C席3,000円 ※ミューザ友の会・東響会員1割引
演奏会お問い合わせ先: ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200

【道義より】

体力戻ったかも!
4つの難しく集中力のいるコンチェルトを、全体として道義のアホな失敗もなく、
終わりまで4種類振り終えて倒れることもなかった。
ソリストは山根君がなんとも素晴らしく、抱きしめた(細かった)!21歳。信じられない。

ピアノの山田さんは一番心配したが、ゲネプロを少ししかやらなかったのが良かったかもしれない!!
すごく良い出来。作品も短く凝縮していてトリに持っていってよかった。

30年前には惚れてしまいそうな女性のはかなさと楽しさがあり、タバコさえ吸っていなければなあ、
と思っていた野坂恵子さん改め操壽様、今はそれなりに落ち着かれたが明晰な頭脳とおっちょこちょいが
くるくる変わり楽しい演奏! 心に残る響き。

高田みどりさんは韓国の紙製の不思議な神様風衣装で登場、女としては僕にもっとも近い髪形で、
どう付き合っていいかわからない方でしたが、本番は音楽会の、幕開きを立派に切り開いてくれました。

なんといってもこのコンサートの僕にとっての嬉しさは、何十年も前にまったくおんなじプログラムで、
右も左もわからないで取り組んだ伊福部さんとの出会いだった物のリバイバルである事。あれがきっかけで
伊福部ファンが多く生まれ、最近の伊福部ブームの口火になったといわれ、今日もなんと「男のトイレ」に!!
50代のおじさんの列があふれたと聞いたこと、ふふふふ。

ブルックナー以外にもこういうのがあって、ニッポンの近代オンガクの歴史も大したもんだ。
2020年オリンピックには、ソチオリンピックのような豊かなるロシア音楽のオンパレードのようなものがない、
ワガクニは何を持ち出せるのか・・・・お寒い限りだと感じたことがあったが、正直に久石譲さんのジブリアニメ音楽や、
伊福部昭の恐竜音楽も含む土臭い激しさと郷愁の音楽を、恥ずかしがらずに出すのが良いと思いません??
これは間違いなく日本のオリジナルな世界観ですよ。と、感じた一晩だった。
勿論、二人とも多くの欧米作曲家の材料を借りてきている、ストラヴィンスキー、ロドリーゴ、ハチャトリアン、
ショスタコーヴィッチ、また、ワーグナー、メシアン、ドビッシー、ラベル、その他。
しかし、昔は船舶、自動車、白物家電、近くは携帯電話、ウォークマン、スーパカブも今でこそ中国、韓国、が
日本のお家芸を奪っている部分もあろうが、そのお家芸=模倣、とその「人間のためへの気持ちよさへの発展」というもの
は、第二次世界大戦以前から日本のアジア、世界への貢献であったことは確かなのだから。

輸出すべきは、伊福部たましい。
都市を支え、国を支えるのは、未来の自分と次世代の才能を信じる真っすぐなビジョン。
東京音楽大学学長だった伊福部さんやるなあ!、

話が広がったのは参議院選挙の投票日だったせいかもしれない。
民主主義が、ただ一つの答えでないことは、きっと今の日本のものがわかる人は知っていよう。
オーケストラという組織がその証拠。多数決で音楽はできないし、都市計画も出来ない。ミューザ川崎ホールも造れまい。
ポピュリズムと、民主主義の仕分け、忘れずにやりましょう。




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