井上道義&読響の「田園」×三浦文彰 かつしか公演

2021.01.24
かつしかシンフォニーヒルズ・ モーツァルトホール
午後 3時開演

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アルヴォ・ペルト:タブラ・ラサ(2つの独奏ヴァイオリンと弦楽&プリペアドピアノ)※井上道義による演出付
三浦文彰[vn],長原幸太[vn],梅若紀彰[能舞],奈良宗久[茶道/点前]
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」

読売日本交響楽団

チケット: SS ¥6,000 S ¥5,500 A ¥3,500 B ¥2,500 Z ¥2,000
演奏会お問い合わせ先: かつしかシンフォニーヒルズ 03-5670-2233(10時~19時/休館日を除く)

【道義より】

終日雪のようだったが外れて助かった。
葛飾のホールもいつの間にか25年ほどが経ったが、下町環境でも変わらず
今も充分存在価値がある。
チラシは草色で田園色?と三浦文彰君の顔?であったが、隠された前半プログラムは
アルヴォペルトの「タブラ・ラサ」
音だけでなく、その音世界を能舞の梅若氏と裏千家茶道のお点前を奈良氏に、
「見える音楽的な存在」を表現していただいての本格的な「コラボ」です!
そう、梅若さんとの沢山の練習と,遠慮ない互いの「道」の主張のぶつかり合い、
よくある表面的な「袖が触れ合った」だけでない舞台での表現!!
実はお互い身が縮む思いだったのです。梅若さんも眠れなかったと・・・
俺もゲネプロ後、夢遊病。うろうろうろ。
終わってみればまるで20代のデビューコンサートの時ような激しい疲労と
達成感。有り難い。コロナなどでもうあの世に引退すべき74歳なのに。
この成功は葛飾シンフォニーヒルズの照明サンバガルス、塚本、吉田、大竹さん達、
普段は余裕で,舞台脇で楽員を助ける読響の大久保、藤原,新谷さん達が
真にポジティブな働きをしてくれたためだ。
このところ楽団全体、明るいポジティブ思考で今、非常に高い状態の読響の
弦楽パートと、忘れられない「タブラ・ラサ」になった。

創った内容についてはそこに居なかった人にはとても説明しきれません・・・それが
「舞台」で,そこで生まれ、そこで死ぬ。僅かに誰かの記憶に残っている
残像は・・・井上が曲の終わりで奈良さんのエアー御点前又はシャドー御点前の後の
深い礼と共にその舞台から剥ぎ取りながら去った黒服に残ったかも・・・。

この,美しく神聖な音楽の後に,ベートーベンの名曲、田園。
今の読響,ホルンフルートクラリネットオーボエファゴットのソロの余裕有る
響き、俺の田園風景を理解してくれ紡ぎ出してくれた弦楽器奏者の平和でのどかな
時の後、威勢良く上手から音楽隊として吹きすさぶ嵐を表現してくれた村の男達?
の中に、今日30年あまりの読響生活を終えたトランペットの田島勤氏が居た。
俺もジジイになったらしく年下の人が辞めていく。


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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

壮大なる調べ。咆哮する鬼才・井上道義の魂のチャイコフスキー!井上道義(指揮) 大阪フィルハーモニー交響楽団


チャイコフスキー:交響曲第4番 ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲
2014年大阪フィル首席指揮者に就任しすぐに癌が発覚し、長期休養を余儀なくされた井上道義が再び大阪フィルの定期演奏会に戻り、ライヴ収録されたものが当盤になります。闘病後の公演とは思えぬほど、エネルギー感にあふれる渾身のチャイコフスキーとなりました。井上道義の才気が研ぎ澄まされ、一音一音に魂がほとばしり、音楽が精気とともに躍動。大阪フィルの重厚なサウンドで、まさに全身全霊でチャイコフスキーを表現します。大阪フィルと井上道義の新たなるスタートとなり、井上道義の完全復活を示す見事な演奏で会場は大いに沸き上がり、さらなる発展を期待させます。完全復活井上道義の「魂のチャイコフスキー」をぜひお聴き下さい。(EXTON)
録音:2014年10月23、24日 大阪・フェスティバルホールにてライヴ収録

Schedule

1冊でわかるポケット教養シリーズ 指揮者の世界
第2章は井上道義の特別インタビュー「僕が指揮者になって、今も続けている理由」

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団

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伊福部昭×井上道義 2016熱狂ライヴ「協奏四題」

井上道義 指揮 東京交響楽団 ...