MANSAI CREATION BOX ~萬斎のおもちゃ箱~

2022.10.16
石川県 : 石川県立音楽堂 コンサートホール
午後 2時開演(午後 1時15分開場)

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石川県立音楽堂邦楽監督・野村萬斎が金沢で再び【ボレロ】を舞う!

萬斎×道義トークセッション 萬斎ボレロへのプレリュード
グリーグ : 「ペール・ギュント」第1組曲より 山の魔王の宮殿にて
武満徹 : 映画「他人の顔」より ワルツ
ヨゼフ・シュトラウス : ワルツ「天体の音楽」作品235
ラヴェル : ボレロ

野村萬斎(舞)
オーケストラ・アンサンブル金沢(管弦楽)

チケット: 全席指定 SS席7,000円S席6,000円A席4,000円B席2,500円
演奏会お問い合わせ先: 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632

【道義より】

コンサート後にすぐ書くつもりのこのブログ・・・今回は遅れた。
帰りの新幹線では爆睡、もうドンドンジジイになってるし・・・。
野村萬斎家は、日本の伝統芸能の人たちと同じで、初代から、
皆色んな名前を継ぐ。でも気が付いたらヨハンシュトラウスがそうだった!
俺の父親、正義は2世俺は偽の3世・・・へっへっへ、アメリカ移民のさ!
全く意味が違うけれど。しかしヨーゼフの「天体の音楽」名曲だ!!


萬斎ボレロは三番叟なのだ、というネタバレを逆に舞台に乗せそれを息子の
ユウキ君に舞ってもらいながら紐解き、武満のワルツでの仮面のダンスは
アマデウスⅯが友達とやった文字通りのお遊びのデジャヴ。
サンバソウはイシダイの幼魚ののことだとか、こちらも言葉遊びを交えての
トークセッションは心底楽しかった。
どこかでデジャヴな萬斎さんの舞台感覚と、彼の持つ社会との距離感覚が
道義爺心地よく、スイッチインタビューで番組やったら良いとさえ思う。
これぞ一期一会の日でした。


音楽堂邦楽監督・・・・どう足掻いても人材の少ない石川での活動は、前途多難が
予想できるのですが、そこは持ち前の囃し囃される狂言才覚を駆使していただき、
実りある未来を期待しています。
思えば20年前の僕の音楽監督就任時にやった曲が雅楽とのコラボレーションの
「萬歳楽」でした!


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

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チャイコフスキー:交響曲第4番
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