第65回 南海コンサート

2018.11.11
大阪府河内長野市 / ラブリーホール
午後 3時開演

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ブローウェル : 11月のある日/大萩康司[Gt]
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/大萩康司[Gt]
ムソルグスキー=ラヴェル:組曲「展覧会の絵」

大阪フィルハーモニー交響楽団

http://lovelyhall.com/event/2018/181111_nankai/181111_index.html

【道義より】

アンコールで道義じじいは羽目を外さない!大フィルこそ羽目を外すとお客さんに宣言して言って始めたのに、ア~しかし制御できなかった。
服を振り回したら内ポケットから紙幣が、まるで演出したみたいにきれいに舞ったのだった。
反省・・・・・かな。半生これでやってきたからなあ。



展覧会の絵は楽員さん、皆、意外と真剣に取り組み、メリハリのよい演奏になった。
この曲はいわゆる、ムソルグスキー流にやるか、編曲したラベルの欲しかった音響を求めてやるかで、演奏方法に幅がある。
編曲者が1流なので井上は彼の方法に寄り添ってずっと振ってきた。
来週東京交響楽団ともやるが、その違いを、実は僕は、一番興味深く思っている。

アランフェスはお客さんとして来てくださった前の大フィル合唱団の指揮者、三浦さんは、
「今までいつもバランスがちょうど良いのを、演奏会で聞いたことがなかった。が、今回は完璧だったとても楽しめた」との言葉!
(彼は素晴らしい人を鼓舞できる才能のある指導者だったが、今車椅子だ。辛そうだ)
バランスに関しては、僕もかなり経験を積んできてやっとそこにたどり着けた。
ロドリゴはギターが弾けないからかソリストにとっては超名曲なのに弾きにくいというジレンマがある。
ソロ大萩君は普段はとてもにこやかで、個性的だが、今回、良い演奏だったが何故かとても緊張したようだ。
緊張とアガルことは違うのだが、僕に責任があるのかもしれない・・・・。
同じ音楽事務所所属だが、だからと言って交流があるわけではないのだよなあ。

音楽祭もそうなのだ...やる方は意外と他人な協演という世界。緊張感‥馴れ合い・・
この両方のハザマで世界は動く。

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